苦しくない優しい肺の検査 ― 呼気一酸化窒素濃度
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優しいぜんそくの検査 呼気一酸化窒素ガス分析装置 NIOX VERO 呼気NO
肺の検査―呼吸機能検査は
「大きく息を吸ってー、吐いて―」
のいわゆる肺活量の検査のイメージがあると思います。
学生時代よりやったことのない患者さんもいらっしゃるかもしれません。
呼吸器の病気で
「長引く咳、動いたときの息切れ、慢性的な痰など・・・」
の診断をするにあたり、第一選択となる非常に重要な検査となります。
さらに現在の呼吸器の病気(多くはぜんそく、COPD)の状態を知ることができます。
しかし、この検査は患者さんによっては
きつい、つらい、くるしい、苦手・・・
などのお声をよく聞きます。
患者さんの体調によっては、できない事もあります。
そこで、上の写真は当クリニックで撮影した機械ですが、
呼気一酸化窒素ガス分析装置 NIOX VERO
といいます。
名前を聞くと????よく分からないと思います。
基本的には肺活量検査やモストグラフと同時に行いますが、体調によっては呼気一酸化窒素ガス分析の検査だけをすることもあります。
この検査は「フーーー 」と長めに息を吐くだけで、肺の状態を知ることができます。
■ 息が苦しいとか、咳が続く原因として ぜんそくが疑わしい ときに簡便に診断できます。
■ 今現在の ぜんそくの状態が良いか否か の簡便な指標となります。
「フーーー 」と長めに息を吐くだけですので患者さんにとって負担が少ないです。
当クリニック呼吸器内科・アレルギー科・内科は15歳以上を受け付けていますが、小児科さんであれば小学生のお子さんもできる簡単な検査です。
「フーーー 」と長めに息を吐くだけですが、コツも必要ですのでクリニックのスタッフが優しく教えさせて頂きます。
写真は2015年に発売された第2世代目で使い方も外観も第1世代と比べ優しい仕様となっています。
投稿者プロフィール
