自分の ぜんそくの具合や調子は良いのか?

自身感覚での良い、悪いの判断は注意が必要です

● ぜんそくの薬を使ったり使わなかったりしているが調子は良い

● 呼吸器・アレルギー専門科の所で一度もみてもらったことがない

● 調子が良いからこのままで良いのでしょうか?

と、患者さんに来院をして頂いています。

確かにお話を聞くと

● 咳や痰もなく、調子が良い

ようです。

しかし、

● 坂道や階段ではどうですか?

とお尋ねしますと

● それは苦しいですよ

と返答を頂きます。

● 患者さんが感じている調子が良い事

● ぜんそくの調子(コントロール)が良い事

は異なることがあります。

実際に、

● 呼吸機能検査

● 総合呼吸抵抗測定装置 (モストグラフ)

● 呼気一酸化窒素検査

をしてみると、空気の通り道は狭く、表面はヒリヒリしているようです。

検査だけを頼りにする事は良くはありません。

しかし、検査を行うことにより

● 自分自身の呼吸機能が標準と比べて良いか悪いか

● 治療をもう少し強化すべきか否か

● 客観的に分かります

お話を聞いて、胸の音を聞いて、検査を行って、吸入器の使用方法を確認して(トレーナーを用いて)

● すべて考えて調子が良いか否か考えます

(参考)

ぜんそくの調子が良い、悪いの判断にはACTという質問票があります。

ぜんそくの調子の判定 ー ぜんそくコントロールテスト(ACT)

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)