🍛行けなかったけれど、忘れられないカレー

~新宿中村屋と“記憶を整える”薬膳時間~
こんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です😊
今日、新宿で観劇する前に。
ふと思い立って向かったのが、あの有名な老舗――
「新宿中村屋」。
…でもこの日は、残念ながら満席。
行列を前に、あえなく断念しました。
けれど、立ち去る足が名残惜しかったのは、
“味の記憶”が身体に残っているからかもしれません。
🍛あの日のカレーを、もう一度思い出す
20年以上前に立ち寄った中村屋。
いただいたのは、看板メニューの「純印度式チキンカリー」でした。
- スパイスの香りがふわっと広がる
- 骨付きチキンがホロホロと崩れる
- サフランライスとルーがとろけるように混ざっていく
一口ごとに、
「ああ、これは物語のあるカレーだ」と感じたのを覚えています。
🧘♀️“思い出すことで整う”薬膳的時間
薬膳では、「食は五感を満たすもの」と考えられています🌿
そして実は、“思い出す”ことにも整える力があるのです。
🌿薬膳的観点でみた中村屋のカレー
- ターメリック:肝機能を高め、炎症を鎮める
- クミン・コリアンダー:消化力を高め、胃腸を整える
- カルダモン:気の巡りを促し、ストレスを和らげる
- 鶏肉:気(エネルギー)を補い、疲れた体を養う
思い出すだけで、胃の奥がふっと温かくなるようなスパイスの記憶。
それこそが、“記憶の中の薬膳”かもしれません。
💡中村屋のカレーは、なぜ特別なのか?
それは、おそらく「背景のある味」だから。
カレーのレシピを日本にもたらしたのは、
インド独立運動家ボースが中村屋に身を寄せたことがきっかけ。
「スパイスで癒す」という薬膳の精神と、
「食で文化を繋ぐ」という中村屋の志――
それが一皿にぎゅっと込められているのです。
📖今回食べられなかったけれど
観劇帰りの私は、
階段下の中村屋レストランを横目にしながら、
味と香りの記憶をそっと取り出していました。
“食べる”だけが栄養ではなく、
“思い出す”こともまた、
五感を満たす行為なのかもしれませんね。
✨まとめ|今度こそまた、あのカレーを
人生の節目や、何かを終えたあとに食べたくなる味。
それが私にとっての「中村屋のカレー」です。
今回はいただけませんでしたが、
次はぜひ“スパイスの記憶”ではなく、
“現実の癒し”としてまた味わいたい。
そう思わせてくれる、
唯一無二の一皿でした。
📣#中村屋のカレー #薬膳カレー #味の記憶 #観劇とカレー #スパイスで整える
投稿者プロフィール

-
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)