喘息(ぜんそく)の症状


症状は何時ごろが一番つらいですか。


夜間から明け方にかけて悪化しますか。

夜中に胸がぜーぜー・ひゅーひゅー鳴りませんか。

季節の変わり目に症状が出やすいですか。

たばこの煙、寒暖の差,電話での長話で,咳き込んだりしませんか。

解熱鎮痛剤を使用して咳や苦しくなったことはありますか。

ミント、歯磨き、カレーで咳や苦しくなったことはありますか。

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解説

・喘息を強く疑う特徴としては,症状に日内変動がみられることです。

・特に夜間から明け方にかけて咳が悪化すること,季節の変わり目に症状が出やすいなど季節性変動を認めます。

・発作時の喘鳴(胸がぜーぜー・ひゅーひゅー鳴る)、息切れは自然に、あるいは治療により良くなります。

・静かにしているときは息切れがなくても、運動や労作時に息切れを感じることがあります。

・軽症者は咳を強く自覚することが多くても,喘鳴を自覚することは少ないです。

・喘息患者は、咳が冷気,ほこり,煙,運動などにより誘発されます。

・気管支喘息の痰は透明であることが多いです。

・気管支喘息の中でも重症喘息であるアスピリン喘息は臭覚の低下や鼻茸の存在、

痛み止めや解熱剤で発作、ミント、歯磨き、カレーで咳や発作があれば強く疑います。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)