苦しくない優しい肺の検査 ―モストグラフ 総合呼吸抵抗測定装置 MostGraph-02

優しい肺の検査 総合呼吸抵抗測定装置 モストグラフ

肺の検査 ― 呼吸機能検査

 「大きく息を吸ってー、吐いて―」 

のいわゆる肺活量の検査のイメージがあると思います。

学生時代よりやったことのない患者さんもいらっしゃるかもしれません。

呼吸器の病気で

 「長引く咳、動いたときの息切れ、慢性的な痰など・・・」 

の診断をするにあたり、第一選択となる非常に重要な検査となります。

さらに現在の呼吸器の病気(多くはぜんそく、COPD)の状態を知ることができます。

しかし、この検査は患者さんによっては

きつい、つらい、くるしい、苦手・・・

などのお声をよく聞きます。

患者さんの体調によっては、できない事もあります。

そこで、上の写真は当クリニックで撮影した機械ですが、

■ 総合呼吸抵抗測定装置 モストグラフ

といいます。

名前を聞くと何でも分かるような機械に思えますが、あくまでも肺活量検査の補助診断となります。

基本的には肺活量検査と同時に行いますが、体調によってはモストグラフの検査だけをすることもあります。

この検査は普通の呼吸をするだけで、肺の状態(空気の通り道が狭くなっていないかどうか)を知ることができます。

普通に呼吸をするだけですので患者さんにとって負担が少ないです。

写真は2016年に発売された第2世代目で外観も第1世代と比べ優しい外観となっています。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)