クリニックだより 内科皮膚科

食事の後に気持ち悪くなって苦しそう。その後に失禁をした。

内科皮膚科

アナフィラキシーショックです

アナフィラキシーは、発症後、

● 極めて短い時間のうちに

● 全身性にアレルギー症状

が出る反応です。

アナフィラキシーに

● 血圧低下や意識障害を伴う場合を

● アナフィラキシーショック

といいます。

アナフィラキシーかどうか判断するために、現在日本において

● 医療従事者向けにアナフィラキシー診断基準

● 患者さん向けにファイザー製薬の患者向け判断基準

が多く使用されています。

海外のもの ▶ 日本向けに作成 ▶ 患者さん向けに作成

されています。

今回は独自に見易さを追求しました。

特に発症状況のそれぞれの違いが、文章だけだと分かりにくいため、

一番の工夫として、

3つの項目の、内容の違いが分かりやすいように

● 発症の状況 

● 症状の内容

に分けて表記しました。

そのほか

● 4つの症状を色別に分けた

● 文字の書体を丸ゴシックに、表の囲みワクを角丸にする等、丸を多用して雰囲気をやわらげた

● 症状の表現をシンプルな線画の人物にして、性別や年齢が限定されにくくした

デザイン上、はじめて

● タテ位置のレイアウト

にしました。

タテ位置にした理由は

● 症状の項目の収まりが良い

● 問診票のようなイメージ

でみやすいためです。

アナフィラキシーの判断基準となるような分かりやすい媒体はいくつかあっても良いと思われます。

当クリニックのイラストが一人でも役に立っていただければと思います。

クリニック名が入っていない高解像度イラストはこちらをクリック

ファイザー製薬による患者さん向け資料 - アナフィラキシーの判断基準

アナフィラキシーガイドライン – 日本アレルギー学会

日本のガイドラインの手本となっている海外の内容

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。