タバコを吸っている人は未病?
タバコは吸い始めた時点で未病の仲間入りです
人の健康状態は、
ここまでは健康、ここからは病気
と明確に区分できるわけではなく、健康と病気の間で連続的に変化しております。
その状態を「未病」といいます。
「未病」を改善するには、
特定の病気になってから治療するのではなく、
将来のご自分のために、普段の生活において自分の心身の状態を把握していただくことが重要です。
タバコを毎日吸っていると様々な症状が出ます。
● 咳
● 痰がらみ
● 息切れ
● 痩せる
● 坂道や階段で息切れ
毎日何年間もタバコを吸っていると、具合が悪いのに慣れてきます。
気が付いた時には呼吸器の病気になっています。
代表的なタバコによる病気は
● 肺気腫
● 慢性気管支炎
● 慢性閉塞性肺疾患(COPD):肺気腫や慢性気管支炎が進行したもの
多くの患者さんは病気だと思わないので医療機関に受診しません。
タバコを吸っていたら未病かもしれませんがすでに治療が必要な人は多くいます
平成31年仕事始め式 知事メッセージの一部抜粋
神奈川県知事 黒岩祐治
予防と未病は違う。
病気にならないということが予防だけれども、病気になった人には予防という言葉はない。
未病というのは、健康と病気はグラデーション、全部つながっているから、どんな状況の人にとっても未病を改善するということは有効な概念なのだと。
そうしたならば、それを自分でコントロールしていくのだと。
自分が主体的に自分の健康に向き合っていく。
それが未病コンセプトであります。
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