肺気腫の治療とは

肺気腫は治せませんが、せきや痰などを楽にします
肺気腫はタバコによって肺に穴があく病気です。
残念ながら肺の穴自体は治りません。
肺気腫がすすむと、穴の数が増えたり大きくなります。
そうすると、酸素を取り込む肺がこわれていきます。
肺がこわれてくると空気の通り道の気管支が狭くなってきます。
よって、せきや痰、息切れが悪くなってきます。
肺気腫が悪化して症状が悪くなると
慢性閉塞性疾患(COPD)
という病名になってきます。
テレビゲームやアニメの悪のキャラクターがさらに進化したイメージ
です。
まだ肺気腫のままか、COPDまで進化(悪くなった)したかは呼吸機能検査をしないと分かりません。


治療はまずは禁煙をお勧めします。
薬による治療は?
穴は治せないので、狭い気管支を広げるような薬を使用します。
気管支拡張薬
おもに吸入薬を使います。
下記のイラストを参考にしてみてください。

投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)