解熱鎮痛剤を飲んで苦しくなった (アスピリン喘息)

ある患者さんを拝見したことがあります。

「風邪で病院に行ったら、解熱鎮痛剤をもらいました」


「家に帰ってから解熱鎮痛剤を飲んだら苦しくなって救命センターに行きました」

ぜんそく患者さんの約10%に解熱鎮痛薬によって発作を起こす

● アスピリンぜんそく

と呼ばれる患者さんがいます。

解熱鎮痛薬の多くは、

● 飲み薬や坐薬ですが、時に貼り薬や塗り薬

も原因になります。

病院で処方される主な解熱鎮痛薬

バファリン®、ロキソニン®、ボルタレン®など

市販薬の主な解熱鎮痛剤

バファリンA®、イブ®、ノーシン®、新セデス®など

● 解熱鎮痛剤を飲んで苦しくなったことがあれば必ず医師に相談しましょう

今後は解熱鎮痛薬を飲まないように気を付けなければなりません。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)