クリニックだより 内科

運動すると咳が止まらず苦しい場合|スポーツ喘息

内科

アレルギーの咳の可能性があります


運動すると咳がでて止まらないパターン

・走った後に咳が止まらない

・テニスすると咳が出て苦しい

・マラソンが以前より苦しくなった

・バスケットすると胸がぜーぜーして苦しい

・スケートすると咳が出る

このような場合は、

運動誘発ぜん息

が疑われます。

運動誘発ぜん息が起きるパターン

・無治療の気管支ぜんそく

・治療しているが、調子があまり良くない気管支ぜんそく

このようなときに、

運動という負荷をかけた時にぜんそく発作を起こしている

と考えられます。

もともと気管支ぜんそくが分かっている場合は、治療を強化する必要があります。

問題なのは、気管支ぜんそくと診断されていな場合です。

・病気と思っていないため放置する

・体育が苦手となる

・運動を避けるようになる

・スポーツの成績が落ちた

はやく診断と治療をすればスポーツの咳は良くなります。

運動すると咳が出やすい人

・もともとアレルギー体質がある

・犬や猫など毛の生えたペットをかっている

・小児ぜんそくがあった

・血縁関係ある家族がぜんそく

・今年の花粉症はひどかった

・タバコを吸っている

・もともと風邪をひくと咳が長引きやすい

・以前に咳ぜんそく、喘息と言われた

・副鼻腔炎、蓄膿があった

・せきで吸入を使用した経験がある

このような方が、運動した時に咳が止まらなかったり、苦しければ注意が必要です。

アレルギーが原因となる咳や息切れの診断や治療は特殊性があります。

呼吸器内科・アレルギー科における特有の検査が必要です

心当たりがあったり、気になる場合は

呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関

へ受診してください。

運動すると咳が出たり苦しければスポーツ喘息が疑われます

本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます



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投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。