🤕頭痛とのどの不調にやさしく効く🌿〜“薬膳”という新しい選択〜

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口裕礼(医師・薬膳調整師)です👨⚕️🌱
「頭痛に効くもの、持ってきましょうか?」
NHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』第1話のこのセリフに、思わずうなずいてしまいました📺✨
病気になって頑張れないとき、薬よりもやさしく寄り添ってくれるのが“食べ物”なんです🍽️
🍵さとこが出会ったのは「薬膳」だった
物語の主人公・さとこが出会ったのは、
団地に住む大家さん・鈴さんや、ちょっと不思議な司さんがくれた食材たち🍊🥬
- 大根:鼻やのどの通りを良くし、頭の重だるさにも◎
- 干し杏子:のどを潤し、声がかすれる時にピッタリ✨
「こういうのって何でしょう?」と尋ねるさとこに、司さんは
「薬膳…ですかね」
🌿薬膳って、そもそも何??
薬膳とは、“からだの状態・季節・体質”に合わせて、食材を選ぶこと🍚✨
薬というよりは、毎日のごはんを“体に効かせる工夫”です🍵
いわば、漢方の“食べるバージョン”。
「医食同源(いしょくどうげん)」=食と医は本来つながっている、という考えが根っこにあります🌿
🧠頭痛がつらいあなたへおすすめ薬膳食材
🌿大根(白い食材)
→ 肺や鼻の調子を整え、気の巡りを良くする
輪切りをそのままかじる鈴さんの知恵、実は正解なんです✨
辛味成分イソチオシアネートが、鼻〜頭にスーッと通る感覚を後押し👃
🫖しょうが
→ 血流を良くし、冷えによる頭痛に効果的。
胃腸の冷えからくる頭重感や倦怠感にもおすすめ!🔥
🍋ミントやハッカ(清涼系ハーブ)
→ “肝”の働きを助け、イライラ頭痛やストレス頭痛に◎
香りをかぐだけでもリラックス効果があり、眠りの質もアップ💤
🗣️のどがイガイガ・声が出にくいときは?
🍑杏(あんず/干し杏子)
→ 薬膳では「肺を潤し、のどの粘膜を保護する」働きがあります。
乾燥する季節や咳、声の枯れにピッタリ🎤✨
🍐梨(加熱してもOK)
→ 肺の熱を冷まし、水分を補ってくれる“潤い食材”。
蒸して蜂蜜をかけると、薬膳的には最強ののどケアに🍯
🧄白きくらげ
→ 粘膜を修復し、乾燥したのどや空咳にやさしく効きます💧
デザート感覚で食べられるのもうれしいポイント♪
🔄「五行」と「五臓」から見る薬膳の世界🌏
薬膳では、自然界の要素を
木・火・土・金・水の5つに分ける「五行説」が土台🧘♀️
それに対応するのが、肝・心・脾・肺・腎という「五臓」の考え方。
例えば…
- 頭痛は「肝(かん)」の不調と関係
- のどの乾燥は「肺(はい)」と深い関係
だから、ストレスには“肝を整える食材”を、
乾燥には“肺を潤す食材”を選ぶことで、薬膳的な養生ができるんです🌿💡
🍽️今日からできる、かんたん薬膳ケア
✅ 朝の白湯にしょうがスライスを1枚🍋
✅ おやつに干し杏子や蒸し梨をプラス🍐
✅ スープに大根・白きくらげ・鶏むね肉で潤いごはん🍲
ちょっとした工夫で、体はちゃんと応えてくれます✨
“薬になるごはん”こそ、最初に取り入れたいセルフケアですね☺️
🌈まとめ:あなたの不調、まず“食”から見直してみませんか?
頭痛やのどの不調は、ただの一時的な症状ではなく
「今の体が発しているSOS」かもしれません🚨
ドラマの中でさとこが感じたように、
誰かがそっと差し出してくれる“食べ物”が、一番やさしい薬になることもあるのです🍵
👨⚕️やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
薬に頼りすぎない「食べて治す」視点も大切にしています🍽️
薬膳・ファスティング・腸活のご相談もお気軽にどうぞ✨
🍚しあわせは、食べて、寝て、待つこと。
今日のあなたにぴったりの薬膳、見つけてみてくださいね🍀
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投稿者プロフィール

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資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)