🍬インスリン抵抗性と「体の糖化」、SKY10から見える小さなサインとは?

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの院長 山口裕礼です。
私たちの健康を支える「自律神経」「血流」「代謝バランス」などの状態を総合的に測定できる機器《SKY10》。
この測定からは、「インスリン抵抗性」や「体の糖化」といった、将来的な不調や病気の“種”が見えてくることがあります。
🔍そもそも「インスリン抵抗性」ってなに?
私たちがごはんやパンなどの炭水化物を食べると、血糖値が上がります。これを下げてくれるのが「インスリン」というホルモンです。
ところが、インスリンが効きにくくなる状態があり、それが「インスリン抵抗性」。
この状態が続くと、血糖値が高止まりしやすくなり、
- 体の「糖化」が進む
- 慢性炎症が起こる
- 肌荒れ・くすみ・動脈硬化などのリスクが増える
…といった様々な不調につながります。
🧪SKY10でわかる「インスリン抵抗性」のヒント
SKY10は血糖を直接測定しているわけではありませんが、身体の代謝バランス・自律神経・循環・炎症状態から、以下のようなヒントが得られます👇
✅ ① 基礎代謝が落ちている
→ インスリン感受性の低下があると、代謝が低下しやすくなります。
✅ ② 細胞外水分(ECW)がやや高い
→ 糖化による慢性炎症や、血管透過性の変化があると、細胞外に水分がたまりやすくなります。
✅ ③ 血管の弾性(SI値)がやや高め
→ 動脈の硬さ(=糖化が進んでいるサイン)を反映することもあります。
✅ ④ 自律神経のアンバランス・ストレススコアの悪化
→ 糖化やインスリン抵抗性は、交感神経優位(ストレス状態)と関連があります。
💡ではどうすればインスリン抵抗性を防げる?
一番大切なのは、「トータルパワー(身体の回復力)」を高めることです!
これには以下の3本柱が不可欠です👇
1️⃣ 睡眠(ゴールデンタイムにしっかり休む)
- 22時~2時は「糖の代謝」「成長ホルモンの分泌」に大切な時間
- 寝る1時間前はスマホ・PCを控え、間接照明+音楽でリラックス🛌
2️⃣ 食事(糖を摂りすぎない、発酵食品を積極的に)
- お菓子・パンを控えるだけで、血糖の乱高下が減り、自律神経が整います
- 納豆・味噌汁・ぬか漬けなどの「日本の発酵食品」は腸内環境と血糖調節に効果的🍚✨
3️⃣ 運動(激しくなくてOK!ゆるくてOK!)
- インスリンの効きをよくするには筋肉の使用がカギ!
- 1日10分のウォーキングやストレッチでも、継続することが大切👟
🌟まとめ|「数値」よりも「流れ」を見る
SKY10では、「今の状態」だけでなく、「どう変化しているか(推移)」も見ることができます。
たとえ一部の数値が悪くても、睡眠・運動・食事を丁寧に整えれば、数ヶ月で改善の兆しが見えることも多いです。
糖化・インスリン抵抗性・慢性炎症…。
その先にあるのは「糖尿病」だけではなく、「肌荒れ」「頭痛」「疲労感」「咳」など、日常の小さな不調。
未来の自分のために、「トータルパワー」を底上げしていきましょう💪✨
📣 ご希望があれば、SKY10の再測定も可能です。
気になる方は、お気軽にスタッフまでお声がけくださいね!
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)