かかりつけの先生に咳止めをもらったが良くならない場合

呼吸器内科・アレルギー科の病気には特殊性があります
患者さんの中には
かかりつけの先生に咳止めをもらったが良くならない
と相談されに来院されます。
また、今後、当院に継続して受診することを
● かかりつけの先生は、どのように思うのだろうか
● いっそのこと、すべての薬をだしてもらおうか
と相談を受けます。
■ 高血圧、高脂血症などの薬をもらっている、かかりつけの先生
■ 呼吸器内科・アレルギー科の専門のクリニック
両方の定期受診が良いと考えます。
呼吸器内科・アレルギー科の病気には特殊性があります
多くの場合 ぜんそく COPDでの診断と継続の通院となります。
特殊性1
高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病とは異なり、
■ ぜんそくは免疫・アレルギー機序による病気です
■ 急に調子が悪くなるような発作に対応しなければなりません
特殊性2
レントゲン、心電図以外に
■ 呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機器があります
・スパイロメーター:お持ちになっているクリニックもありますが、検査と解釈には技術が必要です
・呼気一酸化窒素検査:アレルギーの咳の診断機械になります
・モストグラフ:空気の通り道の狭窄の具合をみます
・この機械は大学病院、呼吸器の常勤がいる総合病院でないと、なかなかありません。
・当クリニックにある2世代目は、神奈川県で2台目のものです。
特殊性3
■ 呼吸器の病気の薬の多くは、吸入する薬となります
吸入薬は多種多様あり、患者さんの病状に合わせ処方します
吸入薬は飲み薬と違い、吸入する方法をお教えしなければなりません
吸入薬で改善したならば、今後は
薬を減量できるのか やめられるのか 続けるのか判断しなければなりません
(一番難しい所です)
当院は多くの患者さんに来院をして頂いております。
近隣の患者さん、遠くは戸塚区、保土ヶ谷区、大和市、川崎市、県外
から来院を頂いています。
多くの患者さんは、呼吸器の病気だけを診てもらうつもりで来ております。
咳や息切れが、なかなか治らない場合、
患者さんも困っていますが、先生も困っている
場合もあります。
難しい呼吸器の病気だけ呼吸器専門のクリニックで診断、治療を前向きに!



投稿者プロフィール

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資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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