吸入薬は一日につき何回吸っていますか?

吸入する回数は少ないほうが良いと思われます
吸入薬を使用する病気は主に、
● ぜんそく、肺気腫、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)
です。
吸入薬は様々なメーカーが様々な種類を発売しておりまます。
参考までに吸入薬の種類は下記のようなものがあります。
(一部抜けている薬もあります)


このような薬から
● 個人個人に合った一番良い薬を選択します
咳などの症状があり、初めて呼吸器の病気を診断された場合に
吸入薬を使用すると
● 良くなった
● 普通になった
● 病気は治った
ような感覚になると思います
しかし多くの呼吸器の病気は吸入をやめると元に戻ってしまいます。
ぜんそく、COPDなどは
■ 薬を使用している状態で、全く症状がない
ことが、一番良いコントロールです。
● 症状がないのに薬を使用し続けること
は初めての時は抵抗感があると思います。
高血圧の治療と同じで、
● 血圧を維持するための降圧剤
● 呼吸を維持するための吸入薬
です。
吸入薬は様々な種類がありますが、
吸入をする回数として、
● 1日1回1吸入だけで24時間効果あるもの
から
● 1日2回(朝 夕)で1回につき4吸入するもの(1日当たり8吸入)
まであります。
患者さんによっては
● 全く症状がなく、可能であればやめたい吸入薬
です。
吸入する回数は徐々に減って、忘れるようになります。
そのような場合は
● 1日当たりの吸入回数が少ないもの
を選択したほうが良いと考えます。



投稿者プロフィール

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資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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