ゆっくり、ゆっくり優しく吸ってみてください
スピリーバは主に
● ぜんそく
【注】 ぜんそくでスピリーバのみの治療はしません
● 肺気腫
● 慢性気管支炎
● 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
で処方されます。
● 気管支をキュッと広げて息が楽になる
ようなイメージがあります。
スピリーバレスピマットは
● ゆっくりと出てくる霧状の薬を吸います
ゆっくり出る薬の方が一般的に吸いやすいです。
しかし、
● 早く吸うと必ずむせて咳が出ます
中には
● 咳が楽になるどころか余計に咳が出る
● かえって咳が悪くなった
● むせて咳が出る
というように言われます。
スピリーバは吸い方にコツがあります。
● まずは、ゆっくり、ゆっくり吸ってみてください
ゆっくり過ぎても肺の方に薬が行き届きません。
どのくらいの強さで吸うとむせるか、だんだんと分かってきます。
● まずは感覚で慣れていただき、徐々に吸うスピードを速めます
そのようにすると、むせずに吸うことが出来るようになります。
【参考】
● スピリーバの使用方法が分からない場合
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
- 内科2024年11月21日のどを守って喘息を悪化させないために:徹底ガイド
- 内科2024年11月21日秋の喘息管理:季節の変わり目に注意を
- 内科2024年11月21日鼻炎、副鼻腔炎と咳の関係について
- クリニックだより2024年11月21日高齢化社会と共に考える—「老害」という言葉をどう受け止めるか