『7つの習慣』第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される👂「わかってくれない」から卒業しよう

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
誰かと話していて、「なんだか話がかみ合わない…」「言いたいことが伝わらない…」
そんなもどかしさを感じたこと、ありませんか?💭
それはきっと、あなたの言葉が足りないのではなく、“聞き方”のほうにヒントがあるのかもしれません。
🗣️伝える前に、まず「聞く」ことから
『7つの習慣』の第5の習慣は
「まず理解に徹し、そして理解される」というものです。
人は、相手に理解されたいと思う生き物です。
でも、それを叶えるために必要なのは、自分が先に“理解しようとする”姿勢です🌱
多くの人は、「どう話すか」「どう説明するか」にエネルギーを注ぎます。
でも、本当に信頼され、影響力のある人は、まず相手の話にしっかり耳を傾ける人です。
💡共感による“傾聴”とは?
スティーブン・R・コヴィー博士は、「相手を本当に理解するための聞き方」として
共感的傾聴(エンパシー・リスニング)という考え方を紹介しています。
この傾聴では、ただ話を「聞いているふり」をするのではなく、
相手の言葉の裏にある“気持ち”や“価値観”まで理解しようとする姿勢が求められます。
例えば…
相手が「仕事、最近しんどくてさ」と言ったとき、
ただ「そうなんだー」と流すのではなく、
「そうなんだ、疲れるほどがんばってるんだね」と返してみる。
このように、言葉だけでなく感情まで受け取って返すことが“共感的傾聴”の第一歩です。
🌀「私もそうだったよ」は危険信号
誰かが悩みを打ち明けてくれたとき、ついやってしまいがちなのが…
- 「私も前に似た経験があってね…」
- 「それはこうすれば解決するよ」
…といった、“自分語り”や“アドバイス”。
でも実は、これが相手にとっては
「あなたの話なんて聞いてないよ」と伝わってしまうことがあるのです💦
相手の立場で、相手の言葉に耳を傾ける。
それだけで、相手の心は少しずつ開かれていきます💗
🎯 共感的傾聴の4つのステップ
共感的に聞くためには、次のようなステップを意識してみましょう👇
① 相手の言葉をそのまま繰り返す
「仕事が嫌なんだ」→「そっか、仕事が嫌なんだね」
② 相手の内容を自分の言葉で言い換える
「朝になると会社に行きたくない」→「会社に行くのが苦痛なんだね」
③ 相手の感情に注目して返す
「なんだか疲れちゃって」→「かなり無理してたのかもしれないね」
④ 言葉と気持ちをセットで返す
「もう限界かも」→「限界を感じるほどがんばってきたんだね」
こういったやり取りは、自分が受け止められているという安心感を相手に届ける効果があります🍀
🧭「話を聞く」ことが信頼のスタート地点
人間関係のなかで、もっとも信頼されるのは、
「話をちゃんと聞いてくれる人」です。
この第5の習慣は、恋人や家族、友人、同僚など、あらゆる人間関係において、
より良い信頼関係を築くための“土台”になります。
✅まとめ:「理解してほしい」なら、まず理解する姿勢を
相手を変えようとする前に、まず自分の“聞く姿勢”を変えてみる。
それだけで、人間関係は見違えるように変わるかもしれません🌈
今日から一つだけでも、「聞き方」を意識してみませんか?😊
📘次回は【第6の習慣:相乗効果を発揮する】
チームや家族との「一体感」を育てるヒントが満載の内容です✨
第1の習慣:主体的である(Be Proactive)
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:相乗効果を発揮する
第7の習慣:刃を研ぐ
特別編!第8の習慣:内なる声(Voice)を発見する
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- 山口裕礼
- 日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
日本喘息学会認定喘息専門医
日本内科学会認定内科医
日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士
内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー
漢方コーディネーター
日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士・腸内環境解析士
管理健康栄養インストラクター
日本温活協会認定温活士
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ
ローズソムリエ®(バラ資格)


投稿者プロフィール

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資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)