クリニックだより 内科

聖マリアンナ医科大学医学部6年生の講義|長引く咳 気管支ぜん息 

内科

医学部の6年生の講義

本日は聖マリアンナ医科大学医学部の講義でした。

以前より2年生と6年生に

● ぜんそく

の講義をしております。

今日は6年生で、1年後は医師として活躍をします。

まずは、

● 卒業試験、国家試験をクリアしなければなりません

● ぜんそくという病気の復習をします

もちろん苦手意識を持ってもらうわけにはいきません。

授業内容は難しくないようにすすめていきます。

それほど難しくはありません。

● 日常でぜんそく患者さんに説明している内容をします

医学部の学生だから難しい内容ではありません。

そして彼女、彼らが医師になった後、

ぜんそくの患者さんを診察した時に授業の内容を少しでも覚えていてくれれば嬉しいです。

● 賢明な彼女、彼らはきっと自分自身で論文を調べ、学ぶと思います

また、一人でも多くの生徒さんが呼吸器内科を志望する、ぜんそく・アレルギーの道に進んでくれたら本望です。

気管支ぜん息の下記のような典型的なパターンを紹介してきました

もともとアレルギー体質があります。

咳がなかなか止まらず、苦しくなってきました。

1年半前から風邪をひくと咳と痰、息切れがありますが、風邪が治ると症状は良くなっていました。

風邪薬を飲んでも咳が止まるのに時間がかかります。

クーラーの風があたったり、気温差で咳が出やすいのが気になっていました。

1週間前にも同じ症状がでてきました。

徐々に悪くなって夜に少し胸がぜーぜーして息苦しさがでます。

そのため医療機関を受診しました。

このような感じが多くの気管支ぜん息の患者さんでみられる経過です。

院長の視点:横浜の看護学生と学ぶ呼吸器の世界

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。