パルミコート オーキシス シムビコート 違い、使い分け、分類、効果ー 喘息 ぜんそく 慢性閉塞性肺疾患 COPD
ぜんそく、慢性閉塞性肺疾患と診断された患者さんは
パルミコート オーキシス シムビコート
などの吸入薬を処方された経験があると思われます。
それぞれ色や名前は違いますが、形は全く同じです。
全く形が同じであることから、どの薬がどのような効果があるかご存知の患者さんは多くなく、混乱あると思われます。
簡単にご説明しますと上の絵の通りです。
薬の使用パターンを考えると
①パルミコートのみ使用している患者さん
②オーキシスのみ使用しているCOPD患者さん
①+②パルミコートとオーキシスを両方使用している患者さん
③シムビコートのみ使用している患者さん
上記のパターンが一般的です。
その中で
⇒ ①+②パルミコートとオーキシスを両方使用している患者さんは③シムビコートのみ使用の方が効率的と考えます。
⇒ また、ぜんそく患者さんでパルミコートと、そのほかの気管支拡張剤を処方されている場合もシムビコートのみ使用の方が効率的と考えます。
もちろん、今使用している薬剤や吸入方法で病気の調子が良いならば、現在使用している薬を継続して全く問題ありません。
薬の量が増えて負担になる場合や現在の病気の調子が悪い場合は、担当の先生にご相談しても良いと思われます。
■ シムビコートの使い方が分からないようですー使用方法をお教えして下さい