クリニックだより 内科

吸入の方法をお教えるためのトレーナー:音がなります

内科

トレーナーは音がなりますが、本物の吸入器は音がなりません。


■ 初めて吸入薬を吸う患者さんの場合には全員にクリニック内にて吸入の仕方をお教えしております。

■ 2回目の受診の際にもクリニック内にて吸入の確認をしております。

■ トレーナーと呼ばれる練習器具を実際に使用して吸入をして頂きます。

粉のお薬を吸う場合にはある程度、吸う力が必要です。

トレーナーは上手に吸えると「ピー(プーとも聞こえるかもしれません)」というように笛の音が鳴ります。

吸う力が少ないと「ピー(プー)」と音が鳴りません。

音が鳴らなければ実際に吸入をしても薬は肺の中には行き渡りません。

そこで注意が必要なことですが、

■ 実際に使用する薬では音がなりません。

本物の吸入器でも音がなると思う患者さんもおります。

そこで、実際の薬では音がならない旨を表記したシールをトレーナーに貼るようにしました。

貼る位置に関しては通気口をふさがないように気を付けます。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。