発作時にシムビコートを使用するSMART療法
シムビコートはぜんそく(喘息)で主に処方をされる吸入の薬です。
この薬の大きな特徴として、
■ 体調が安定しているときにも、発作時にも使用することができます。
このような使い方をスマート療法といいます。
実際にスマート療法をするならば、処方してもらった医療機関から説明があると思います。
上手にできれば、これさえ持っていれば、どのようなときにも対応ができます。
しかし、
■ シムビコートの使い方が分からなくて、薬を吸うことが出来なければ何も意味がありません。
発作時における追加の吸入のタイミングは
■ 呼吸が苦しくなり始めたとき
■ ぜーぜーで始めたとき
■ 胸が調子悪くなる予感がある時
■ 発作の中ほど
■ 発作がやや静まった時
このようなときに、シムビコートの追加の吸入が威力を発揮します。
しかし、シムビコートの使い方に関しては、一言で「簡単です」とは言えません。
いまインターネットで
「シムビコート 使い方」
を検索された患者さんは、
■ 実際に使えているか否かを、クリニックもしくは薬局で確認をしてもらってください。
発作時の使用は、ぜんそくの状態を安定させる非常に重要な行為です。
その重要なときに
■ 使い方が分からないで、薬を吸えなければ、何も意味がありません。
■ スマート療法をするように説明があった場合には、いつも以上に使い方に気を付ける必要あります。
■ 使い方に自信がなければ、インターネットで使い方を検索されているようでしたら、スマート療法はお勧めしません。
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投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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