薬を吸うと患者さんによっては、尿が出にくくなる吸入薬があります
喘息 ぜんそく 肺気腫 慢性気管支炎 慢性閉塞性肺疾患 COPD
の患者さんは下記のような薬が処方されることがあります。
・エンクラッセ
・アノーロ
・シーブリ
・ウルティブロ
・スピリーバ(レスピマット、ハンディヘラー)
・スピオルト
・エクリラ
このような薬の中には共通して気管支を広げる気管支拡張剤が中に入っております。
この気管支拡張剤の成分が男性患者さんによって尿が出にくくなる事があります。
● 特に前立腺肥大の持病がある場合は注意が必要で、積極的には用いられません。
具体的には
・尿の勢いが弱い
・尿が出始めるまでに時間がかかる
・尿を出したくでもなかなか出ない
・尿をするときに力まなければならない
・尿の回数が多くなった
・尿をした後にすっきりしない
・尿をした後も残っているような感じがする
このような症状が出た場合は薬の副作用のが疑われるため中止を考えなければなりません。
担当の先生や薬剤師さんにご相談をしてみてください。
投稿者プロフィール

- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
クリニックだより2023.02.02【2023年】花粉症の患者さんが多くなっています。
クリニックだより2023.02.01綾瀬市庁舎にスーパーフォーミュラ車両が展示されます
内科2023.02.01ビレーズトリWeb講演、やまぐちスタジオより
内科2023.01.30困った!咳止めが効かない咳の理由と止め方