クリニックだより 内科

イラストでみるシムビコート タービュヘイラーの使い方 -  喘息、ぜんそく、慢性閉塞性肺疾患、COPD

内科

使い方が分からないと効果が発揮できません

シムビコートはぜんそくやCOPDの患者さんに使用する吸入薬です。

自分自身が粉の薬を大きく吸い込んで、薬を肺の中に行きわたらせて効果を発揮するものです。

粉の中には吸入ステロイドと吸入気管支拡張薬の二つ薬が入っています

シムビコートはぜんそくにおいては長期管理薬(コントローラー)で

基本は発作を起こさないように予防する薬です。

● いいときほど毎日一生懸命継続して使用し発作を起こさないようにする薬です

● 苦しくないときでも忘れずに続けていくことが大切です

シムビコートの特徴として発作の予防以外に発作時にも使用できますが使用方法は担当の先生によく話を聞いてください。

(参考)

● シムビコート 発作時に追加して吸入とは? - スマート療法(SMART療法)

吸入の仕方としては

初回に限り回転グリップ操作を2~ 3回繰り返す

という行為が忘れがちです

初回の空回し操作については、注意をしてください。

残量が無くなった時には表示が 0 になりますが、容器を振るとサラサラ音がします。

薬が余っているのではなく、乾燥剤の音ですので表示が 0 になったら新しいものと交換してください。

吸った後はうがいを忘れないで下さい。

● 吸い方などが分からければ遠慮なく薬剤師さんや担当医師に相談をしてください。

下記をクリックすると吸入の動画のサイトになります。

タービュヘイラー/シムビコート、パルミコート、オーキシス 吸い方 独立行政法人環境再生保全機構ホームページ

■ 発作時にシムビコートを使用している患者さんへ

■ シムビコートの使い方が分からないようですー使用方法をお教えして下さい

やっと出会えたね、吸入ステロイド ありがとうシムビコート

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。